両足院
観光・レジャー
京都府京都市東山区小松町591
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【両足院】半夏生が清らかに咲く建仁寺塔頭
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京都府・両足院
両足院は、京都最古の禅師である建仁寺の塔頭寺院で、祇園四条からほど近くにある建仁寺境内にあります。
通常は非公開の両足院ですが、毎年初夏と冬の特別拝観時のみ拝観することができます。
6月初旬から7月中旬にかけて行われる初夏の特別拝観では、葉の色が白く変化する植物・半夏生(はんげしょう)約800株が植えられた庭園を観賞できます。
半夏生はドクダミ科の植物で、片白草とも呼ばれていますが、暦の雑節・半夏生の時期に見ごろを迎えることからこの名が付いたといわれています。
両足院には、方丈と庫裏の間にある小さなお庭「閼伽井庭(あかいにわ)」と方丈前の枯山水庭園、そして半夏生を観賞できる大書院前の池泉回遊式庭園があります。
こちらは「閼伽井庭」
三尊石・閼伽を汲む井戸と白砂のコントラストが美しい坪庭です。
大書院前の池泉回遊式庭園には、茶室「水月亭」と「臨地亭」があります。
新緑に半夏生の白が映えてとてもきれいです。
よんチャンTVモーニングで両足院が紹介されました。
— 両足院 京都市東山区 Ryosokuin Zen Temple (@ryosokuin) 2024年7月4日
(放送は朝の6:10でした💦申し訳ありません)
両足院の半夏生、ただいま見ごろを迎えております。
12-16の拝観、本日もございます。#両足院 pic.twitter.com/WbRFtm2yUq
両足院には、鞍馬寺毘沙門天の体内仏がお祀りされた毘沙門天堂もあります。
この毘沙門天像は、織田信長の比叡山焼き討ちの際、鞍馬の僧が避難させたもので、関ケ原の戦いでは、黒田長政が内兜に収めて奮戦、勝利したと伝わっています。
像は代々黒田家で信仰されていましたが、明治維新後に両足院へ寄進されたということです。
像は代々黒田家で信仰されていましたが、明治維新後に両足院へ寄進されたということです。
拝観受付の横には、御朱印帖やおみくじなども販売されています。
係の方はとっても親切で気さくですので、ぜひ立ち寄ってみてください!
両足院の基本情報
- 住所 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
- 初夏の特別拝観 2024年6月1日~7月14日
- 拝観時間 12:00~16:00(閉門16:30)
- 拝観料 大人1000円(本堂参拝・書院拝観)
*庭園の散策には人数限定拝観の申し込みが必要です
アクセス
最寄り駅 京阪本線「祇園四条」徒歩約7分