祐徳稲荷神社
観光・レジャー
佐賀県鹿島市古枝乙1855
[地図]
約3000個の風鈴が揺れる夏。日本三大稲荷の1つ“祐徳稲荷神社”。
観光・レジャー
佐賀県・鹿島市
岩山の斜面にそびえ立つ、真っ赤な御本殿が眩しい「祐徳稲荷神社」。佐賀県鹿島市にあり、五穀豊穣や商売繁盛の神「稲荷神」をまつる神社です。
夏季しか見ることができない、ある景色を求めて、久しぶりに訪ねてみました。以前まで無料だった駐車場は、最新システムを導入した有料のものに変わっていました。年間300万人訪れるという観光地で、この日も海外からのお客さんを含め、多くの人で賑わっていました。
山の上にある奥の院まで行くには、プチ登山のような感じ。参拝するのは御本殿までという方も多いようです。幼児2人連れの筆者も然り。
敷地内、奥まで進むと涼し気な音色が…そう、風鈴です!6月から10月下旬までの夏季限定で飾られています。
上り参道だけでもこの数!5年前から、本殿へと向かう参道に飾られるようになった風鈴たち。金魚やキツネなど6種類の絵柄があり、お巫女さんがデザインされているそうです。
こちらは上り参道に隣にある、岩崎社に続く鳥居。ここには縁結びの神とされる「岩崎大神」が祀られています。ハートが描かれた風鈴がキュート。
短冊には、参拝客の願い事が書かれています。見た目も音も涼しい風鈴の下を歩くと、浄化されていく気がします。
おととしは1400個ほどと言われていたので、2年で風鈴の数が2倍に増えているようです。3000個という数ながら、それぞれが奏でる音色が混ざり合い、調和している不思議…。この日は程よく風が吹いていたので、ベストタイミングでした。
御本殿にて参拝し、休憩所からの景色を眺めました。※撮影禁止
エレベーターもありましたが、下りの参道も楽しみたかったので、再び階段へ。上から見下ろす“風鈴の道”もまた美しい♪
話が少し戻りますが…御本殿に向かう前にある茅の輪をくぐると罪や穢れが取り除かれ、心身ともに清らかな状態になれるのだとか。ただ一方通行にくぐるのではなく、きちんとした手順が左手に掲示されているので、確認しながら。
池の鯉に餌をあげ、神社を出たあとは「祐徳稲荷神社門前商店街」へ。さまざまな名物が並ぶ中、やっぱり夏はかき氷!この日も猛暑だったので、こちらで休憩して帰りました。昔ながらの通り、お店も見所のひとつです。
【祐徳稲荷神社】
場所:佐賀県鹿島市古枝乙1855