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「ヴォーリズ六甲山荘」で四季折々の空気を感じる

観光・レジャー
兵庫県・六甲山
兵庫県神戸市六甲山。
瀬戸内海国立公園内の六甲山上にある、文化遺産「ヴォーリズ六甲山荘」は、4500坪の敷地に文化財の山荘と室谷邸記念館という建築物及び自然が共存する文化遺産として守られ、環境省から自然公園法の施設に認定されているのだとか。

「ヴォーリズ六甲山荘」は、W.Mヴォーリズ氏の設計により小寺敬一郎氏の山荘として1934年に建てられた木造平屋です。アメニティ2000協会が2008年に敷地5773㎡とともに購入し、保存・管理・公開しています。国登録有形文化財であり近代化産業遺産。ひょうご近代住宅100選でもあります。
2018年には隣地8318㎡を購入し、総面積は14091㎡もあるそうです。

入場料は500円必要です。
靴を脱いで入ると、希望であればガイドさんが説明してくれます。
まずはリビングルーム。広々として庭へのガラス戸が明るさを演出しています。

私のお気に入りは、リビングにあるこの暖炉スペース。ベンチの下には薪が入れられるようになっているそうです。

窓際のカウンターテーブルは書斎ぽくて、仕事がはかどりそうです。また外を眺めながらのティータイムにも最適。


庭では四季折々の自然を感じることが出来ます。

食堂はリビングとわからないように仕切りの工夫もされていて、説明になるほどなあと思わせてくれます。

部屋も数多くあります。寝室も子ども部屋もありますが、各部屋の仕切り部分に洗面所があるのが面白いと思いました。

お風呂。

台所のオーブンや釜はそのまま残されていました。壁面の収納の多さに驚きます。
その他さまざまな仕掛けや工夫があって、見どころ満載でした。
歴史的な建物ではありますが、自分が住むのにもこんなおうち、いいなあって思わせてくれます。