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京都の花街・先斗町をぶらり

まちフォト
京都府・河原町・烏丸・大宮
京都五花街のひとつ、先斗町。
木屋町通りの一本東側にある細い路地で、三条から四条まで続いています。
先斗町(ぽんとちょう)という名前は、ポルトガルに由来するとか、諸説あるそう。
先斗町といえば私は、京都のお年寄りから教わった「お座敷小唄」という歌を思い出します。「京都先斗町に降る雪も」という歌詞が出てきて、とくに町なかのお年寄りが大好きな歌でした。

道の幅が狭いので、車は入れません。
元々はいちげんさんお断りの店が多かったのでしょうか。今もあるのかもしれませんが、歩いてみた感じ、だいぶ観光客向けの店が多いような印象です。
とくに左側の店は鴨川沿いになるので、景観も良さそうですね。
夏には川床を出す店が多いと思われます。

先斗町の提灯には、赤い千鳥の紋章があります。鴨川にたくさんの千鳥がいたことに由来するそうです。
紋章が決まったのは明治5年。先斗町歌舞練場で初めて「鴨川をどり」が行われた時だそう。

三条から四条まで、ゆっくり歩いて風情ある景色を楽しみました。
先斗町の地図