8
あいみょんも通っていた「まんぼうトンネル」をくぐってみた

観光・レジャー
兵庫県・西宮 甲子園口
JR甲子園口駅から歩いて約5、6分。
西宮には「まんぼうトンネル」と呼ばれるものが3つあります。
「マンボウ」とは?
明治7年、国鉄開業の際、重量のある蒸気機関車の芦屋以東の勾配調整のため線路が土堤の上に敷かれたため、用水路として水を流すためにつくられたトンネルのことで、利便性がよかったので人が通れるサイズに作り変えられて現在にいたるそう。
「マンボウ」の語源には、炭鉱の公道をさす「間歩(まんぼ)」や、オランダ語で短いトンネルを意味する「マンプウ」等など諸説あるようです。

今回は西宮にある3つのトンネルのうち、甲子園口の駅からほど近く、歌手のあいみょんさんが、西宮ガーデンズに行く際に通っていたと言われるトンネルを通ってみました。

せま~い!
前の男性の身長は知りませんが、身長150センチの小柄な私でも頭をかがめないと通れません。
地元の方はここを自転車を押して通るようで驚きましたが、自転車の方がかえって安定するようです。
あいみょんさんも自転車を押して通っていたのだとか。

谷崎潤一郎さんの小説「細雪」には平松橋梁のマンポウが7回も登場するほか、岩谷時子さんの「愛と哀しみのルフラン」、森田たまさん「もめん随筆」などにもまんぼうトンネルは登場するそうで、読んだ後に通ってみるのも趣深いかもしれません。
また、「ねじりマンボウ」と呼ばれるアーチ形のものもあるようで、挑戦してみたいと思います。