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松尾芭蕉があの超有名な句を詠んだ 汗かき観音とぼけ封じの寺

観光・レジャー
滋賀県・大津
滋賀県大津市にある正法寺(しょうほうじ)は、岩間山の中腹に位置することから、通称「岩間寺」(いわまでら)として知られています。
真言宗醍醐派の寺院で、西国三十三所の第十二番札所です。
真言宗醍醐派の寺院で、西国三十三所の第十二番札所です。

本尊の千手観音像は、毎夜厨子を抜け出して地獄を巡り、苦しむ人々を救済するとされています。
朝には汗びっしょりになって戻るとされており、「汗かき観音」として知られています。
朝には汗びっしょりになって戻るとされており、「汗かき観音」として知られています。
境内には松尾芭蕉があの有名な「古池や 蛙飛びこむ 水の音」の句を詠んだと伝えられる「芭蕉の池」があります。
また、境内の約200m東の谷には「日本一の長寿桂」があり、宇治市の名木百選に選ばれています。
滋賀県大津市の寺にあってなぜ宇治市の名木に選ばれるのか不思議に思いますが、岩間山は滋賀県大津市と京都府宇治市の境に位置しているのです。

正法寺は「ぼけ封じ」の寺として知られ、認知症予防の祈願だけでなく、家族の健康や長寿を願う参拝者も多く訪れます。