小松城に隠居した前田利常公によって創建された小松天満宮。

前田家の祖菅原道真公を祀る北野天満宮を4分の1に縮尺して建てられているとても珍しい造りです。

社殿は、利常公の在城された3つの城である小松城本丸と金沢城と守山城を結ぶ線上に立地しています。
また、守山城、金沢城、小松城の鬼門線上でもあることから小松天満宮は加賀藩にとって重要な守護神でありました。川の中の島にあった小松天満宮ですが、護岸工事によって場所の移転を国から要請させましたが、今の場所にとどまることができました。
御朱印は、特製朱印とないて、鳩文字、蛇文字に宝珠が使われた「菅家筆法」という筆法で書かれています。
左下に神社の押印。背景に梅鉢紋が施されています。
文字の色は黒色と金色の2種類。
御神刀朱印
前田利常公が奉納したとされる薙刀のイラストが描かれたシールタイプの御朱印。
刀が好きな人はこちらを買いに訪れるそうです。

中央には前田家の家紋であり、神社の社紋である梅鉢に、神社印は神社の鳥居と境内に咲く梅があしらわれています。