全国にご当地米があると思いますが、鳥取にも2018年に登場した「星空舞(ほしぞらまい)」というきれいなネーミングのお米があります。
環境省が行っていた全国星空継続観察では、常に国内トップレベルの星の見えやすさを記録し、特に鳥取市佐治町にあるさじアストロパークの天文台は、国内有数の立派な施設を持つ公開天文台で、天文の愛好家たちに人気の場所です。
鳥取県はどこからも美しい星空が見られることから、別名「星取県」という名前を付けているくらいです。(まぁそれほど田舎ということです^^;)
そんな星を名前に入れた鳥取県産のお米 星空舞は、コシヒカリの子孫にあたる「ゆめそらら」を5年の年月をかけて交配をくり返してできた品種です。
その結果、夏の高温に強く、倒れにくく、病気になりにくい星空舞が、ここ鳥取県で生まれたのです。
冷めても美味しい!と人気のお米 星空舞をいただいた頃に、ちょうどまた違う方からお土産に星空舞の甘酒をいただきました。

星空舞の甘酒を造っている千代むすび酒造は、境港市にある造り酒屋で創業は、慶応元年(1865年)160年の歴史がある老舗の造り酒屋さんです。
ゲゲゲの鬼太郎がプリントされたお酒やグッズ揃っていて、お土産用に喜ばれています。

星空舞の甘酒は、原料の星空舞を吟醸酒レベルまで削って雑味を排除したものと、自社の糀(こうじ)のみで造られています。
スーパーに常温で並ぶ甘酒とは違い、過度な加熱処理もされておらず、糖類・保存料・香料は無添加で、正真正銘100%自然原料の星空舞と糀のみで造られているので「要冷蔵」です。
スーパーに常温で並ぶ甘酒とは違い、過度な加熱処理もされておらず、糖類・保存料・香料は無添加で、正真正銘100%自然原料の星空舞と糀のみで造られているので「要冷蔵」です。



他にはない上品で深みがあり甘すぎない味が人気の甘酒です。
我が家の自家製甘酒は糀が残ったつぶつぶ状態のものを食べるのですが、千代むすび酒造の甘酒は粒が残っていないので、舌触りまろやかなドリンクタイプになっています。
これは厳選された素材だけで丁寧に造られているからこそできる、贅沢で芳醇な甘さ、身体が喜ぶ味です。
糀独特の匂いも少ないので、普通の甘酒が苦手な方にもおすすめです。
夏バテで食欲がない時に炭酸で割って飲むのもいいですね。
