御所のすぐ東に「紫式部」が住んでいた邸宅跡があります。

蘆山寺(ろざんじ)」の敷地全てが邸宅だったそうです。
現在は石碑が残るのみですが、寺院は自由に参拝ができます。

山門はこんな感じ。
こちらに紫式部の邸宅があり、育ちも結婚後の生活もこちらでした。
離婚後、59歳で亡くなるまで住んでいたと言われています。

紫式部は、弟が勉強している様子を傍で見ているうちに、読み書きを覚えるほど頭が良かったそうです。
有名な「源氏物語」を始め、ほとんどの執筆をこちらで行いました。

中に入ってみましょう。
手水舎」の周りがゴチャゴチャしています。

実は北側の山門が改修工事中で、資材などをこの辺りに置いているようです。

そしてこちらが「大師堂」。
こちらに祀られているご本尊「阿弥陀三尊像」は、重要文化財に指定されています。

山門から見て大師堂の反対側に「鐘楼」。
傍にある木はモミジみたいですね。

境内の奥には源氏庭」があり、更にその奥には「御土居」と「慶光天皇陵」があります。
源氏邸には、傍にある寺務所から行けるようです。



蘆山寺(ろざんじ)
住所:京都府京都市上京区北之辺町397
参拝時間:9:00~16:00
拝観料:境内無料(源氏庭は大人500円)
その他:駐車場はありません。