先日に書いた「電電宮(でんでんぐう)」は、こちら「法輪寺(ほうりんじ)」の境内にあります。
今回は法輪寺についてご紹介します。

まずは本堂から。
日本が「邪馬台国」と呼ばれていた時代に、法輪寺がある地域に「葛野井宮(かずのいぐう)」がありました。

その時代に秦の始皇帝の子孫が「虚空蔵尊(こくうぞうそん)」を尋ねてここまで来たそうです。

そして農耕技術や染織などを学びました。
逆に地元の人は中国から文化工芸を学び、発展していきます。

その後、寺院は何度か名前を変え、868年に「法輪寺」になりました。
清少納言の書いた枕草子」にも登場します。

ちなみに「虚空蔵菩薩」の名前にある虚空は「宇宙」という意味で、地球においては「無限の自然の恩恵」になります。

本堂の左には・・・
大黒堂」です。
前に大黒様がおられました。
大黒様イケメンやな。

更に左には・・・
多宝塔」です。
その奥には・・・
何か石塔。
更に左には・・・
鐘楼」です。

そして、参道階段を上がって直ぐ右には「羊の像」。
何で羊なのかよく分からない・・・
ってか、羊もイケメンやな。

法輪寺は「十三詣り(じゅうさんまいり)」でも有名で、実は私も来たことがあります。

山の中腹にある寺院なので、参拝時は歩きやすい靴が良いでしょう。


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虚空蔵 法輪寺
住所:京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町
参拝時間:9:00~16:30
拝観料:無料
その他:有料駐車場あり