知恩院(ちおんいん)は京都・東山にある浄土宗の総本山で、日本最大級の伽藍を誇る寺院です。法然上人ゆかりの地として知られ、国宝や重要文化財が数多く残されています。
創建は1175年(承安5年)、法然が吉水に草庵を結んだことが起源とされています。
本尊は、御影堂にある法然上人像、阿弥陀堂にある阿弥陀如来像で、御影堂は国宝です。

また、法然上人の木像を安置する本堂は京都市内でも最大級の木造建築で、2020年に大修理を終え荘厳な姿が復活したもの。
三門も国宝で、その大きさは、高さ約24m・幅約50m、日本最大級の木造二重門。1621年に徳川秀忠の命で建立され、「極楽浄土への入り口」とされています。

除夜の鐘で有名な大鐘楼は、重さ約70トンの大鐘。まさに日本最大級です。
知恩院といえば、うぐいす張りの廊下など不思議な建造物群の「七不思議」も有名です。

訪れたときはライトアップの時期のようでした。昼間も外で写真を撮っているコスプレの方がいましたが、夜にも多そうですね。

拝観時間:9:00~16:00(庭園は有料)です。