横浜山手西洋館で開催中の「世界のクリスマス2025 山手の丘で7つの国をめぐる」。

期間:2025年12月1日(月)〜25日(木)
時間:9:30〜17:00(金・土曜日は18:00まで開館)
*開催期間中無休
「山手111番館」では、韓国をイメージしたクリスマス装飾を見ることができます。
(装飾:竹内薫氏《The Table ALICE主宰》)
今回は2025年日韓国交正常化60周年記念のロゴカラー(赤・青)を際立たせた装飾となっていました。

またツリーのオーナメントには、陰陽五行思想を基にした五方色<オバンセク>(白・黒・赤・青・黄)が取り入れられているそうです。
暖炉に靴下を吊るすのは、クリスマスの定番!
と思いきや、・・・おや?特徴的な形をした靴下ですね。
この靴下は「ポソン」と言い、韓国の民族衣装「チマチョゴリ」を着用する際に履く足袋の様なもので、邪気祓いや健康祈願の意味を持つ縁起物でもあるそうです。

日本でも防寒グッズとして話題になったことがありましたね。
こちらのテーブルコーディネートにも、今回のテーマカラーが取り入れられています。
テーブルに並ぶ食器は、韓国領事館から借りた貴重なものだそうです。
コロンと可愛らしいフォルムですがどこか気品があり、高級感が漂っています。
さて、こちらのクリスマスリースに注目してみると・・・
魔除けのアイテムとして信じられている、唐辛子を見つけました。

カラーリングは五方色を混ぜることによってできる、五間色<オガンセク>(緑・紅・碧・硫黄・紫)となっているそうです。伝統的な色ですが、こうして見るととてもポップで、クリスマスの雰囲気にぴったりですね。

ちなみに人口の3割がクリスチャンだという韓国では、クリスマスを「聖誕節<ソンタンジョル>」と呼び、25日は国民の祝日とされているのだとか。(いいなぁ・・・)