上御霊神社には、「応仁の乱勃発の地碑」があります。
上御霊神社の周辺にある「御霊の森」で始まったという応仁の乱。現在も緑豊かな境内ですが、当時の森は今の2倍の広さだったのだとか。
家督を争った畠山政長(東軍)と畠山義就(西軍)が、ここで激突したそうです。

石碑の隣には、説明板もありました。東軍が陣地を敷いた場所がわかる地図も載っています。
石碑に刻まれている文字は、東軍の総大将だった細川勝元の子孫、細川護熙元首相によるものです。細川元首相は現在芸術家として活躍しており、細川氏ゆかりの龍安寺にも襖絵を奉納されています。
上御霊神社の境内は広々として静かで、ゆったりと歴史に思いを馳せられる場所でした。
応仁の乱勃発の地碑(上御霊神社)の情報
上京区御霊前通烏丸東入