奈良県桜井市三輪、日本最古の神社といわれる「大神神社」。その厳かで凛とした空気は、日本人ならではの神域でもあります。
大神神社の境内南側、駐車場の手前にある「 天皇社(てんのうしゃ)」を訪ねてみました。
大神神社の「天皇社(てんのうしゃ)」は、第10代・崇神天皇を祀る末社で、大神神社の境内南側にひっそりと佇む小さなお社で階段を上った先にあります。
崇神天皇は、日本の国の姿を整え、三輪の神を丁重に祀ったと伝わる天皇で、三輪山の麓に都(磯城瑞籬宮)を置いたとされています。
大神神社の祭祀を整えた天皇として特に深い関係があることから、“初国治らす天皇”とも呼ばれ、国家基盤を整えた人物として評価されているそうです。
軽い気持ちで登り始めた階段ですが、この階段、短いと思ったら結構しんどいです。
意外と多い段数で息が上がりますが、大神神社のにぎわいから少し離れた、静かな祈りの空気が漂ってきます。
到着した先には清らかな空気の空間が広がっています。

小さな祠の前に立つと、三輪山の気配がすっと近くなり、崇神天皇がこの地で国を整えたという歴史を感じながら参拝すると、心が落ち着くような気がしてきます。
御神体の三輪山を感じながら、しばし喧騒から離れて心穏やかに過ごせます。