岡山市中心部に広がる「岡山後楽園」は、江戸時代に岡山藩主・池田綱政が築いた大名庭園で、日本三名園のひとつとして広く知られています。
旭川の流れを取り込み、広々とした芝生、池、築山、茶室が巧みに配置された園内は、歩くたびに景色が変わる「回遊式庭園」の魅力を存分に味わえます。市街地にありながら、静けさと自然美が調和した特別な空間です。
入館料は500円。
チケットは四季折々の後楽園の様子のデザインのもので、4人で行ったのですが、全ての季節が映し出されていてなんだかうれしくなったのでパチリ。
園内はとにかく美しく、庭師の方が常に整備されています。本当にどこを切り取っても絵になる美しい庭園。
歴史的建造物も見どころで、藩主が休憩に使った「延養亭」や、能が演じられた「能舞台」など、江戸時代の文化を感じられるスポットが点在しています。園内の茶室では抹茶を楽しむこともでき、ゆったりとした時間を過ごせます。
園内の中心にある「沢の池」には中島が浮かび、周囲を巡ると水面に映る空や木々の表情が変化し、季節ごとの美しさを感じられます。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪吊りと、どの季節に訪れても異なる風景に出会えるのが後楽園の大きな魅力です。特に秋のライトアップは幻想的で、多くの観光客が訪れます。
タンチョウヅルが8羽ほど飼育されていて驚きました。

なんでも、後楽園とタンチョウの関係は江戸時代から続いていて、藩主・池田綱政が庭に舞い降りたタンチョウを喜び、和歌を詠んだ記録も残っているのだとか。

毎年、秋から冬にかけて、タンチョウを芝生に放して歩かせる特別イベント
「園内散策」が行われるそうで、優雅に歩く姿を間近で見られる人気行事だそうです。
隣接する岡山城と合わせて散策する人も多く、1日を通して楽しめる観光エリアとなっています。広々とした園内は歩きやすく、家族連れや年配の方にも優しい設計の名園に一度は行ってみたくなりますよね。