夏の風物詩ともいえる、儚げながらも存在感のある“風鈴”。筆者は趣味の1つに“風鈴集め”があるほど…その姿を眺めるのが大好きです。先日、佐賀城下町の“東の玄関口”といわれる歴史的な景観が残るエリアで風鈴の装飾がはじまったと知り、さっそく行ってきました!
やってきたのは、佐賀市柳町エリア。佐賀市歴史民俗館が集まる風情ある通りです。大通りから入ったところに共同の無料駐車場があり、そこから車両は一方通行。レトロな建物の間を散策していきます。
まずは建物の屋根下に、カラフルな風鈴が勢ぞろい。この風鈴はなんと、音無し。中から下がっているのは紐と紙のみで、見た目だけで涼感を味わうスタイル。
「旧牛島家」の屋根下にも。ここでは入口前の風鈴のみ、音色を奏でていました。最初は音の鳴らない風鈴が不思議でしたが、たくさんの風鈴が一気に鳴るとなかなかの大合唱になるわけで…
音のバランスも考え尽くされた上でのスタイルなのかなと。確かに風鈴って、見るだけでも涼しげで癒されるものなぁ~
と思いながら歩いていると、重なり合うように鳴る、風鈴の集団(?)の気配が漂ってきました。耳を頼りに辿っていくと、ここ。
通り沿いに佇む「八坂神社」の敷地内に、風鈴が集結していました。
フォトスポットとしての機能も期待されているようです。トンネル状に左右、上に飾られた風鈴たち。色とりどりで、それぞれ少しずつ音色も異なります。
歴史ある通りと夏らしさをコラボさせ、涼感を楽しむ取り組み。これは今年からスタートしたもので、6月15日からはじまり、10月31日まで実施される予定です。風情ある通りながら、平日など人通りの少ない日などは特に、どこか寂しげな雰囲気もありましたが…こうしたさりげない装飾が、町に彩りと心にポッと灯るような優しさをもたらしてくれたように思います。
決して派手ではなく控えめ。だけど品があって思わず足を止めたくなる…。この場所にぴったりな取り組みだと思います。ぜひ散策がてら、耳を澄ましながら、少し上を見上げながら…通りをゆっくりと歩いてみてください♪
【佐賀市歴史民俗館周辺】
柳町エリアの風鈴装飾
6月15日~10月31日まで