トップの写真を見て、どこかの遺跡?と
思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらは島根県、出雲市にある温泉宿「松園」です。
本館は通常の建物ですが、こちらは離れ。
高床式倉庫のような作りになっていて、
遺跡に泊まるようなワクワク感があります。
中は外観から想像できないくらい綺麗で
温かみのある空間です。
ベッド、テーブルに椅子、もちろん暖房器具も完備。
寒い日は空調にプラスしてストーブを炊くこともできます。
お風呂は1棟で貸し切り、降りてすぐ隣にあります。
洞窟のような雰囲気で、源泉掛け流しといった贅沢
滞在中は深夜を除き、いつでも入ることができます。
さらに食事も縄文、弥生時代のものを再現!
醤油が日本に伝わる前の食事です。
お刺身は塩や醤につけていただきます。
豪華なのどぐろや貝もいただきました。
お米も当時は高級品。
かわりにひえ、あわ、きびなど雑穀をいただきます。
丁寧に団子にして盛られているので
とても美味しそう。
味は素朴ですが、噛むと甘味が強く、
なぜか懐かしい味がしました。
右上のお皿の1番左のチーズのようなものは
醍醐と呼ばれる牛乳を煮詰めて作ったもの
昔は高級品で上流階級の方しか食べられなかったそう
チーズのようにクリーミーで、キャラメルのような甘味。
もちろん砂糖を入れてるわけではないので
素材だけでここまで甘くなるか?!という驚きも含め
今回1番美味しい!と思いました。

お気づきかもしれませんが、
お箸も木の枝から作られたものでした!
服も弥生時代の庶民の服、
貫頭衣を貸してもらえるので気分まで古代人です
いかがだったでしょうか?
松園さんは出雲大社から1番近い温泉、
玉の湯温泉の中の宿の1つです。
出雲大社からも車で40分ほどなので
観光と合わせてお楽しみくださいね