春先に参加したBOOK遍路をつくる会主催の読書会

とても楽しかったので、また参加したいなと思っていたところ、次は老舗喫茶店での開催とのこと。

これはもう参加しないわけにはいかないですよね。

ということで行ってきました、喫茶読書会!
会場になったのは、長尾線の花園駅から徒歩1分の「喫茶メロウ」。

時間の経過を感じさせてくれる味のある店舗で、左側が喫茶店、右側が床屋になっています。

喫茶店と床屋が併設って素敵だなと思います。

順番待ちの時間にコーヒーを飲んでもいいし、散髪後のサッパリとした頭で気持ちよくコーヒーを飲んでもいい。

喫茶店と床屋さん。

意外だったけど、相性はすごくいいと思います。
店内もレトロで落ち着いた雰囲気。

店内の時計はすべて、10時10分で止まっていて、実際の時間を忘れてしまうほど穏やかな時間が流れています。

メニューはあまり多くはなく、シンプルにコーヒー、紅茶、ココアなど。

古き良きを大切にしていることが、そこかしこから伝わってきます。

カウンターでは、おばちゃんがしずかにコーヒーを淹れていて、ゆっくりとした動作で給仕してくれる。

別に急がなくてもいいんだな。

忙しい毎日だけど、急がなくてもいいんだ、と素直に思えました。

読書会が始まるまでのたった数分間だけでも、わたしはこの喫茶メロウに流れる時間そのものに癒されました。
そして始まった読書会。

持ち寄られた本は、小説、短歌集、短編集、語録などバラエティに富んでいて、各々自分の好きを全開にして夢中で語り合いました。

飛び入りで喫茶メロウのマスターが参加してくれたのも嬉しかったです。

読書会は台本も段取りもほとんどないから、こういうサプライズみたいなことが起こっちゃうのが素敵。

本の話も、思わぬ着地点にたどり着いたりするもんだから、面白くて病みつきになっちゃうんですよね。

今回は参加者の中に短歌を詠む方々がいらっしゃって、わたしはまた新しい世界を知ることもできました。

興味深過ぎて、そのうち短歌を詠んでしまいそう。

自分の新しい可能性を発掘できた日でもありました。
ちなみに、読書会を主催してくれた「BOOK遍路をつくる会」は、高松市内や近隣の主要な本屋さんをマッピングした香川BOOK遍路MAPを作成しています。

MAPは香川県内の様々なお店や場所に設置されていますので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

また、本にまつわる様々なイベントも展開中です。

本が好きな人はさらに楽しくなっちゃいますし、本が苦手でもこれから好きになるキッカケを与えてくれますよ。

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