鹿児島県の指定文化財に指定されている岩屋公園の崖に彫られた「清水磨崖仏群」。


他にも「川辺仏壇の技術を結集して作られた銀閣寺風のカフェ」・「一年を通して利用できるキャンプ場」・「遊具施設」などがある岩屋公園を今回は紹介していこうと思います。
岩屋公園に流れる清水川ほとりの高さ約20mの崖に彫られた清水磨崖仏群は平安時代の終わり頃から始まり、鎌倉・室町・明治の各時代に想いを込めて彫られたとされています。


五輪塔宝篋印塔梵字仏像など200基が確認されていて、崖にズラリと彫られています。そして、清水磨崖仏群に最後に彫刻したのが、吉田知山という旅のお坊さんで「十一面観音像」・「阿弥陀如来像」・「宝篋印塔」の3つを明治28年に彫刻したそうです。
※上記の写真は十一面観音像、下記の写真は阿弥陀如来像です。だいぶ上にあるんですよね……どうやって彫ったんでしょうか?
本当は全ての清水磨崖仏群を見てみたかったのですが、現在は崖崩れ等のため通行止めになっているところがあります。
なので遠くから見てみてくださいね。



名称:岩屋公園(清水磨崖仏群)
住所:鹿児島県南九州市川辺町清水3882
駐車場あり