今年の6月から、豊島にて民宿カラフル主催の「お寺café」が不定期に開催されています。

十輪寺は豊島の唐櫃岡地区にある、由緒正しきお寺さん。

お寺caféとは、その十輪寺に毎回5店舗ほどが集まってお店を開く、ちっちゃなマルシェのようなイベントです。

3回目となる11月のお寺caféは、2days開催で大変盛り上がりました。

本日はその様子をちょっこしご紹介。
イベントはお寺の鐘をゴーンと鳴らし、出店者はご本堂にご挨拶してからスタート。

1日目のご飯担当は豊島のカフェ「A CAFE」のやびっち。

沖縄出身の彼が得意のタコライスや豚の軟骨煮を提供してくれました。
その隣で、民宿カラフルのオーナーでもあるうちの夫が母親直伝のかしわ飯を提供。

そう、この日は島の男たちによる男メシの日として盛況しました。

ドリンク担当の出店者がいなかったため、わたしが地元埼玉のお茶を淹れたり、ワークショップ部門として小さな読書会を開いたり。

客足は最初は鈍かったものの、お昼過ぎから子供連れのママさんや島のおじちゃんたちが来てくれて和気あいあいとした空気が流れました。
さて、2日目は東京で活動するFOOD COURTが来島。

島の小さなお茶どころをコンセプトに、飲茶セットや中国茶をふるまってくれました。
さらに、友人のお母さんによる多肉植物の寄せ植えワークショップやatelier marutorii(お洋服やさん)も出店。

多彩なラインナップでこの日も大いに盛り上がりました。
お寺カフェにはかわるがわる色々な人が来て、そのすべてのひとが思い思いに過ごして帰ってゆきます。

ご飯を食べたり、お喋りしたり、子供と遊んだり。。楽しみ方はひとそれぞれ。

そもそもお寺caféのコンセプトは「自分をいたわる時間を」。

きっといつも頑張っているあなたが、あなた自身を撫でてあげられるような時間を過ごしてほしい。

そう思って企画したイベントです。

だから、お客さんがお茶を飲んでホッとしている姿や、ゆっくりお店を見て回る姿を眺めていると、わたし自身もとても温かい気持ちになります。

誰かしらがいて子供をみてくれるから、ママたちもちょっとだけ安心して一息つける。

お寺カフェで初めて言葉を交わし、それから親交が始まるひともいる。

様々なひとが、様々な目的をもって楽しめるイベントですし、そうあれるよう主催のわたしたちも日々いろいろな試みと企画をしています。
お寺の境内で、子供たちが駆け回る。

大人たちは他愛もない話で笑い合う。

こういうのが本来のコミュニティのあるべき姿なんじゃないかなって。
イベントは10時から16時まで。

この時間帯であれば、島外から来る方も余裕を持って船での移動が可能です。

次回は1月後半に開催の予定なので、ご興味ある方はお気軽にお越しくださいね。

お寺caféの詳細は民宿カラフルのInstagramをCheck☆彡