毎年金沢市で行われているシビックテックのイベントに去年から参加し提案す。
CivicTech(シビックテック)とは?
Civic(市民)とTech(技術)をかけあわせた造語で、行政サービスだけでは解決するのが難しい地域にある様々な課題をIT技術を使って市民みんなで解決し、住みやすい社会を作る活動です。
Civic(市民)とTech(技術)をかけあわせた造語で、行政サービスだけでは解決するのが難しい地域にある様々な課題をIT技術を使って市民みんなで解決し、住みやすい社会を作る活動です。
このシビックテックの活動をしている団体が、一般社団法人コード・フォー・カナザワです。
なんと、シビックテックを進めていくのに日本で最初にできた団体です。
今ではコード・フォー・ジャパンを中心に全国の都市や地域で団体が発足しています。
と、前置きが長くなりましたが、シビックテックミーティングについてです。今年のテーマは「最新のテクノロジー入門!地域課題解決の新しい形」
2023年は3部に分かれていました。
1部:シビックテック入門
登壇したのは雄谷さん。コード・フォー・カナザワのメンバーです。
シビックテック活動に参加して4年ほど。
現代社会は、多様性の時代です。立場もニーズもさまざまです。
行政や企業努力だけでは解決しないというところも出ています。
インターネットの発達によって私たち市民も声を上げあられるようになりました。
市民主導で何かできないか活動することです。
主な実績
・ゴミナシアプリ
・能登アットローン(子育てアプリ)
・石川選挙ナビ
石川選挙ナビは構想から実現まで1週間で作り上げたそうです。
メンバーは開発するのが得意な方もいらっしゃいますが、広報やリサーチなどやれることはたくさんあります。
大事なことは2つ
・身の回りの課題を自分事として認識すること
例)紙からデジタルへ移行するなど
・それを解決するためになんでもいいので一歩踏み出してみること
例)ITに詳しい人に相談するなど
2部:ChatGPTで地域課題解決!
登壇者:高木さん(アイパブリッシング)
まずはAIとはなんぞやという話から
AI:Artificial Intelligence 人口知能という今最も注目されているテクノロジーのことです。さまざまな活用法がありますが、今まで蓄積した知識を活かして問題を解決できるようになってきています。その歴史を紐解くと、研究は1950年代から始まっていました。
その後、コンピューターの情報処理能力の進化とインターネットが普及したことにより、ビックデータを活用して新しいものを生成していくということができるようになってきました。
そして生成AIであるサービスやChatGPTの特徴について解説がありました。
ChatGPTは質問をしていきながら答えをAIが導いてくれるのですが、プロンプトという指示を出すことで最終着地点を人間が考えながら手順を順番に示していきます。
最後にChatGPTで実演をして、こんな風に使うのか、というデモンストレーションを行いました。
実際にChatGPTを使い慣れている方が、地域課題の問題を質問していきながら解決していくためにどんな質問をしていくのかを見ることができて、一人でなんとなく質問してみるより、効率アップになったと思います。
3部:リアル「マッチ箱」課題解決体験
■マッチ箱とは
現在、金沢市がオンライン上で運営している地域課題解決マッチングボックスのことです。
自分たちの周りにある地域課題について課題を持つ方と、解決に向けて一緒に取り組みたい方々が集い、ディスカッションを行い、解決に向けた協働を行うためのインターネット上のプラットフォームです。
今回は、「いつ除雪車が家の近くの道を除雪してくれるのか気になる」というマッチ箱に実際に寄せられた意見を元にディスカッションを行いました。
登壇したのは、コード・フォー・カナザワの福島さん、小幡さん、雄谷さん。
サポートでFriends of Figma Ishikawaの河西さんら3人が入っていただきました。
除雪の優先順位は決まっているのですが、雪が断続的に降ってしまうと主要道路の除雪だけで精一杯になってくるので、細い道路まで除雪が行き届かないそうです。
雪がいつ降るかはその年によって違いますし、自然現象なので、いつ除雪に行くかを事前に連絡できないのも難しいところです。
自分たちで除雪するのも大事ですが、近所同士でも一緒に除雪ができれば一番効率がいいなということも見えてきました。
今回の問題解決については、目的が何かを明確にすることで解決策も変わってきます。
除雪する優先順位はすでに決まっているので揺るがない事実。
私たちが除雪車が来たかどうかを知りたいのはどうしてかというと、会社に出勤がスムーズに行けるかどうか、雪を捨てる場所がないから一緒に持って行って欲しいから、など理由もいろいろあります。
自分たちで除雪するのも大事ですが、近所同士でも一緒に除雪ができれば一番効率がいいなということも見えてきました。
今回は、Figmaというブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォームを使って、今のディスカッションを視覚化しました
また、ディスカッションに参加するときに手を上げてもらって意見を出すと時間がかかるので、「Slido(スライドゥー)を使ってチャット形式で参加してもらいました。
共創という形で、地域課題を解決していける一端になったと思います。
★☆★Civic Tech Meeting KANAZAWA 2023★☆★
今年のテーマは、「最新テクノロジー入門!地域課題解決の新しい形」です。
【日時】2023年11月18日(土)13:00-17:00(受付12:30-)
【場所】金沢未来のまち創造館(金沢市野町3丁目11-1)
【料金】無料
【定員】50名程度
【タイムスケジュール】
12:30-13:00 受付
13:00 開会式
13:05-13:30 PART1:シビックテック入門
13:30-15:00 PART2:Chat GTPで地域課題解決
15:00-15:15 休憩
15:15-16:25 PART3:リアル「マッチ箱」で課題解決体験
16:25-17:00 クロージング・交流会
17:00 閉会
今年のテーマは、「最新テクノロジー入門!地域課題解決の新しい形」です。
【日時】2023年11月18日(土)13:00-17:00(受付12:30-)
【場所】金沢未来のまち創造館(金沢市野町3丁目11-1)
【料金】無料
【定員】50名程度
【タイムスケジュール】
12:30-13:00 受付
13:00 開会式
13:05-13:30 PART1:シビックテック入門
13:30-15:00 PART2:Chat GTPで地域課題解決
15:00-15:15 休憩
15:15-16:25 PART3:リアル「マッチ箱」で課題解決体験
16:25-17:00 クロージング・交流会
17:00 閉会