「ベタ踏み坂」とは、島根県の江島と鳥取県の境港市の間にある中海(なかうみ)にかかる江島大橋の通称です。
ダイハツのCMで豊川悦司さんが「業界ではここをベタ踏み坂と言うんだ」というセリフからこの名前が全国的に広がりました。

江島大橋=通称ベタ踏み坂は、全長1,446.2mで約1.5kmあります。5千トン級の船が下を通れるよう最上部は高さ約45mもあり、コンクリート製の桁橋としては日本一です。

そんなベタ踏み坂を鳥取側からスタートして往復歩いてみました。
まだ半分も行かないうちに県境がありました。
ここが地上から最も高い45mの地点です。風受けがすごい勢いで回っています。車の音、振動が少し怖いです。でも一番怖いのはスマホを海や車道に落としそうになることでした。
ちょうど大山(だいせん)が示されているところに大山が見えていました。
やっと橋を渡り終わりました。ゆっくり歩いて約20分でした。
すごい強風と車の振動で常に気を抜くと体がぐらつき持っていかれそうになります。高所恐怖症人はたぶん歩いて渡るのは難しそうですね。
この橋を毎日自転車や徒歩で通らないといけない人がいたら、そうとう大変だろうなぁ。
この橋は写真の撮る場所によっては、まるで天に上るようなあり得ない角度で写ることがあります。

それにはポイントがあります。
1.松江方面から写す
2.できるだけ地面に近い方から写す

トライしてみました。
これはよく観光客の人が撮影している場所です。橋の手前で地面に近づいて撮りました。
そしてこちらは、橋からずーっと後ろに離れた中海の岸から写したものをトリミングしました。かなり画像が荒いですがさっきより急角度に写っています。
スマホのカメラでなく望遠レンズを使うともっとうまく撮れそう。
岐路は反対側の歩道を歩きます。当然ながら橋の途中で横断はできません。
上記の写真を撮ったのは、橋の向こうに見える中海からです。もしご興味があれば行かれた際には一度試してみてくださいね。

ゴールは境港市。鬼太郎たちがお出迎えしてくれました。
思ったよりも運動量が多かったですが、車で走るよりも臨場感が味わえて楽しかったです。
挑戦する人は、風のない春から秋がおすすめです。^^
江島大橋
住所:鳥取県境港市
問い合わせ先電話(県立境港交流館)0859-42-3705