今や全国に存在する「ご当地ヒーロー」。
かつて福井県は、ご当地ヒーロー不毛の地と言われてきました。
しかし、2023年夏。
満を持して、福井県発のご当地ヒーローが誕生しました!
その名も、『古代竜士バレミアン』。
福井で発見された化石「フクイラプトル」の力で闘う、恐竜をモチーフとしたご当地ヒーローです。
筆者が『古代竜士バレミアン』のショーを見に行ったのは、「道の駅 恐竜渓谷かつやま」でのイベントでした。
勝山市と言えば、世界三大恐竜博物館である、福井県立恐竜博物館のお膝元。
たくさんの恐竜の化石が出土し、別名「恐竜王国」とも言われています。
「道の駅 恐竜渓谷かつやま」でのイベント「勝山まちなかステージ」にて、『古代竜士バレミアン』のヒーローショーが行われ、多くの子どもたちやヒーローファン、地元・勝山の人々でにぎわいました。
『古代竜士バレミアン』を企画・運営するのは、「福井特撮プロジェクト」という団体です。
代表のマサ越前さんは、お笑い芸人やスーツアクターの経験を活かし、ヒーローショーのプロデュースを行います。
マサ越前さん自身は、愛知県の出身。
過去に病気療養のために福井県に移住し、福井県で過ごす中で元気を取り戻した経験から「福井に救われたから、恩返しをしたい」と決意したそうです。
『古代竜士バレミアン』に登場するヒーロー・バレミアンをはじめ、仲間のディノ探検隊隊長や、福井県を独占し我がものにしようと企む敵役の「早乙女コーポレーション」など、様々なキャラクターが登場します。
これらのキャラクターを演じるのは、福井県で活動する劇団俳優や、マサ越前さんの友人、スーツアクター仲間など。
彼らが稽古を重ね、ヒーローショーに挑みます。
アクションシーンは本格的!
子どもたちは大興奮、大人たちも息をのみます。
バレミアンのピンチには涙を流しながら応援する子どもたちも!
迫力のあるアクションシーンはもちろん、それはヒーローショーのストーリー性も、老若男女の心を掴む魅力の1つです。
笑いや福井県のあるあるネタを混ぜつつも、
- ふるさとを大切に思う気持ち
- 正直に生きることの大切さ
- 友達の大切さ
- 失敗しても諦めないこと
をわかりやすく伝えてくれます。
子どもだけでなく、大人たちもグッとくるでしょう。
必殺技に使うのは…福井県のローカルドリンク!?
かっこいいシーンですが、福井県出身の人だと少し「クスッ」と笑ってしまうでしょう。
福井県への愛溢れた小ネタも満載です!
ちなみに…敵役の早乙女コーポレーションも、憎めないキャラクターで大人気。
福井県を個性をつぶそうとバレミアンを狙いますが…全くの悪人ではないところも心を掴む理由でしょう。
ショー終了後はグリーティングタイムも!
バレミアンやディノ探検隊隊長と握手や写真撮影ができる時もあります。
(イベント会場によって異なる場合あり)
『古代竜士バレミアン』は、2023年7月にデビューしてから、様々なお祭りやイベントなどでヒーローショーやグリーティングを行っています。
これからも、エキサイティングなアクションと、メッセージ性のあるストーリーで、福井県の子どもたちを元気づけ、福井の魅力を引っ張り出してくれることを楽しみにしています!
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