2020年で創業60年を迎えたサンリオ。
キャラクターの誕生秘話から、日本のカワイイ文化を作り出してきた歴史をぎゅっと詰め込んだ展示です。
サンリオ創業以前の歴史から展示がありましたが、私が懐かしかったのは、昔、買ったことのあるサンリオのグッズ。

キティちゃんの缶の筆箱はクラスの誰かが持っていたし、
左のけろけろけろっぴのノートとメモ帳は持ってました。
なんならまだ実家にあるかも(笑)

60年間で450以上のキャラクターが生み出されていたので、あ、この子もサンリオだったのね、というのもたくさんありました。
とくに興奮したのがこちら。
サンリオの商品を買ったらついてきた「おまけ」。
商品を袋に入れてもらって、リボンをつけるときにこのおまけをシールで紐の部分を止めて渡してくれたんですよね、確か。
貴重な原画や資料、商品などは本当にここでしかみれないものがたくさんありました。しかもほとんどが、撮影OK。

もうそれは嬉しい!!

また、アーティストとのコラボ作品もあり、結構多彩なジャンルの方が、それぞれサンリオのキャラクター(特にキティちゃん)からインスピレーションを感じて作品を作られていて、面白かったです。
メインのキティちゃんは身長から体重まで大公開。
いや、みんな知っているよね。
一番好きだったのはキキララでした。
懐かしいキャラクターにもスポットを当ててくれていたのが嬉しい。
親子で来ている人もたくさんいました。

私も童心に返る懐かしい展示でした。
文房具からキティをいうブランド価値を高めたり、テーマパークを作ったり。
展示を見たら分かるのですが、時代のニーズをいち早くキャッチして形にしていった結果が今なんだと思います。

企業の不祥事が多い最近ですが、日本の企業も捨てたもんじゃない。

ディズニーとは違うアプローチで愛されるキャラクターを生み出したサンリオに改めて感謝です。
サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史
石川県 石川県立歴史博物館(2023年12月23日~2024年3月24日)