国宝松江城には多くの桜があるこの地域の桜の名所の1つです。
歴史を刻んだ美しいお城とそのふもとの城山公園に咲く桜の共演は、松江の春を代表する風物詩です。

国宝に指定されている松江城の天守とその周りをぐるりと囲む城山公園、城山公園には堀川というお堀がめぐり、四季を通じて遊覧船でいつもとは違う視点からお城の景色を楽しむこともできるので観光客にとても人気になっています。

天守閣は有料で時間制限がありますが、城山公園内は無料で時間制限もなく楽しめるエリアです。桜の開花に合わせたお城祭りの期間は屋台も出て、昼間も夜のライトアップも多くの人が訪れます。

松江城天守と桜を紹介します。
この日は、開花が進んでいる木でも6~7分咲程度でしたが、次々と来城者がありました。
天守の下にある城山公園から見上げる松江城もきれいです。
階段を登り、ゆるりと曲がりながら進むと松江城天守のすぐ下の広場に出ます。
途中には国宝指定に寄与した松江神社、さらにその奥には明治天皇が行幸された際に建てられた洋風の建物 興雲閣(こううんかく)があります。

お城が立つ公園内に鳥居と洋風建造物が並んでいるのは少し不思議な感じがしました。これも歴史の遺産ですね。
そして、いよいよやって来たのが天守閣のすぐ下の広場です。
広い広場には思い思いにカメラを手にしたり、お弁当を広げたりする人…。
春うららかな一日をお城と桜と一緒に過ごす人々の光景が広がっていました。
国宝の天守を見学する人はここから靴を脱いで入ります。
桜と宍道湖等を天守から眺めるのも楽しいです。
2024年4月現在、大人の個人拝観料金は680円でした。

松江城天守に登りました
甲冑、刀を身に着けて武士になった子供たちもいました。
お城祭りの楽しみ方はいろいろあります。
何より時間に追われずにゆっくり過ごせる点が一番です。
有料駐車場の横,松江城への出入り口を出てすぐ左手に堀川遊覧船乗り場があります。
遊覧船に乗ると、いつもとは一味違うお堀を泳ぐ水鳥目線でお城や桜が楽しめます。
国宝松江城
住所:島根県松江市殿町1-5
電話:0852-21-4030(松江城山公園管理事務所)
駐車場:有料駐車場有り

※城山公園内は時間自由無料です。