河合神社下鴨神社の摂社のひとつで、女性守護として信仰を集める神社です。
祭神として神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)をまつります。玉依姫命が玉の様に美しいことから、お参りすると美人になる「美人の神さま」として人気です。
絵馬は手鏡の形をしています。この「鏡絵馬」に普段使用する化粧品で理想の顔にメイクし、裏面に願い事を書いて奉納すると、外見とともに内面も磨かれて美しくなるとされています。
また、三大随筆のひとつである「方丈記」で知られる鴨長明は、河合神社の禰宜の息子として生まれ、幼少期を過ごしました。
境内には長明が晩年過ごしたという「方丈庵」が復元されていましたが、現在は移設のため展示されていないそうです。