京都3大祭りの1つ、毎年5月15日に行われる「葵祭」の巡行ルートの中間点にある「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」。

正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」です。

下鴨神社愛称で、上賀茂神社よりも賀茂川の下流にあることから、鴨川の「鴨」を用い、この名前で親しまれています。
ちなみに鴨川は北で「賀茂川」と「高野川」に分かれており、ちょうどその三角州の所に下鴨神社はあります。

御神体については本殿をご紹介する際に書きますが、京都を開拓した神様で、日本や世界の平和を祈る神様だそうです。

もうすぐ始まる葵祭で観光に来られる方も多いでしょう。
見どころが多すぎて一気に書けないので、今月は下鴨神社月間になりそうです。

本来は南側の一の鳥居から参拝される方が多いでしょうが、奥まで遠すぎるので、あえて本殿に近い「西参道」の方からご紹介します。

まずは公式より境内図を拝借。
文字が小さすぎる・・・

西参道は本殿の西にあり、敷地の真西にある大通り「下鴨本通」から一筋入ったところから行けます。
西駐車場」付近です。

入って直ぐにあるのが「手水舎」。
ここは西参道鳥居までの間に様々なものがあります。
手水舎も鳥居の外になります。

この向かいには、「愛宕社(おたぎしゃ右)」と「稲荷社(左)」。
この右には「印納社(いんのうしゃ)」。
更に横には「御車殿」。
新車購入時に御祈祷される方がいますが、場所はここではありません。
それはまた後でご紹介します。

ここは入れませんが、奥には御井(みい)」「賀茂斎院御所旧跡(かもさいいんごしょきゅうせき)」「大飯殿(おいどの)鴨の氷室」などがあります。
特別拝観では見られそうです。

さて、やっと「西参道鳥居」に着きました。
ここまでだけで、ちょっとした神社の敷地くらいあります。

鳥居をくぐって直ぐにあるのが「三井神社(みついじんじゃ)」。
入れませんでした。
正面に3つの祠があります。

ちょっと覗くと、左側にも3つの祠。
三井神社の末社です。
こちらから入れれば、右から本殿境内へ行けるのですが、正面へ回ることにします。


良ければこちらもご覧ください。
【下鴨神社・本殿】自分の干支を探せ!多くの祠がひしめく境内


賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
参拝時間:6:00~17:00
参拝料:無料 (特別拝観は団体のみ、要予約)
その他:西参道鳥居付近に有料駐車場あり