お正月には多くの方が参拝する「上賀茂神社」ですが、ちょっと先駆けて行ってきました。

駅からは離れているので、参拝者はバスか自動車で来ます。
歩ける人は北大路駅か北山駅から行くと良いでしょう。
おそらく最短コースでも1.5kmくらいです。

まずは通りに面した「大鳥居」。
実はずいぶん前ですが、私は近所に住んでいました。
散歩がてら参拝できる距離だったので、毎月のように来ていたんです。

その時はもっとこの表辺りは建物が建っていて見通しが悪かったんですよ。
鳥居の後ろに見えるの茶色いスペースにあった古びた建物が無くなっていました。
何かのお店だったような気がするのですが。

そしてすぐ左奥には「一の鳥居」。
ここから二の鳥居までは広場のようになっています。

暖かい季節には芝生に座って休憩する人が多くいました。
私も気持ちがいいのでよく座ってたんです。

今は寒くなったので芝生は枯れています。

何もない参道を二の鳥居まで向かって歩くと、少し手前に「神馬舎」。
休みの日に行くと、本物の神馬がいたのですが、この日は平日なので会えませんでした。
私が住んでいたころの神馬は普通の茶色だったのですが、今は白馬のようですね。

今でも餌やり出来るのかなぁ。

さてここで振り向くと、後ろに「外幣殿(御所屋)」があります。
「馬場殿」とも呼ばれ重要文化財に指定されています。

競馬会や葵祭など祭りの際に使用される建物で、今も使われています。

ところで外幣殿の後ろに鳥居が見えています。
こちらへ先に行ってみましょう。
「なら鳥居」と呼ばれています。

おそらく、この中に「奈良神社」があるからだと思われます。
神社はこちら。
アップすぎるやろ！って感じですが、社の前が狭すぎて、これ以上広く写せませんでした。

こちらに祀られている神様は「奈良刀自神」、料理技術向上のご利益があると言われています。

さらに奥に行くと「北神饌所(庁屋)」。
建物が大きすぎて、めいっぱい下がっても入り切りませんでした。

こちらもお祭りの際に様々に利用される建物で重要文化財です。

そして一旦、なら鳥居を出て一の鳥居側へ進むと、境内を流れる小川の側に2つの末社があります。
上が今人気上昇中の瀬織津姫を祀っている「梶田神社」、下は病を治す3柱が祀られている「山森神社」です。
ちょっと知らないと行けないかもしれません。
隠れているわけではないけど、参道から見ると小川を渡らないといけないので。

次は境内をご紹介します。


上賀茂神社
住所：京都府京都市北区上賀茂本山３３９
参拝時間：9:00～17:00
拝観料：無料（一部有料あり）
その他：専用駐車場あり