見所満載の境内に入ります。

まずは入り口になる「二の鳥居」。
鳥居をくぐると、すぐ右に「楽屋」と呼ばれている重要文化財。
儀式の際に、こちらで準備を行うそうです。
本来、私たちが楽屋でイメージするように、控えの場として使われることもあります。

そして鳥居から見えていた建物は「細殿」でこちらも重要文化財。
この日は結婚式があり、記念撮影が行われていました。
細殿前の盛られた砂は、神社の北側にある神山を象ったもので、一対で立てることで陰と陽を表しているそうです。

ちなみに境内全体が「ユネスコ世界文化遺産」に登録されています。

細殿の右には「橋殿（左）」と「土屋（右）」で、両方とも重要文化財です。
とにかく大きな建物ばかり。

さらに奥に行くと楼門があるのですが、その付近にも数々の神社がありました。

一番目立つのが「片山御子神社(片岡社)」で重要文化財。
このすぐ手前に、崖を上がるような形でもう一つ「須波神社」、こちらも重要文化財。
そして片岡社の側の橋を渡った先にある「川尾神社」、やはり重要文化財。
ここは鳥居以外全部重要文化財やった・・・

そう、本殿へ向かう前に「西鳥居」もご紹介。
駐車場を利用される方はこちらから入ります。

真正面には自動車お払い所もあります。

ところで西鳥居のすぐ右に、「憩いの庭」と呼ばれる空間がありました。
でもあまり知られていないようで、誰も来ない。
最後の紅葉がとてもきれいでした。

上賀茂神社の敷地の多くは砂利が敷き詰めてあるので、やっと見つけた自然という感じでした。

あまり休憩で座れる場所は少ないので、参拝に行かれる方は覚えておかれると良いでしょう。


上賀茂神社
住所：京都府京都市北区上賀茂本山３３９
参拝時間：9:00～17:00
拝観料：無料（一部有料あり）
その他：専用駐車場あり