東海道は江戸時代に整備された五街道のひとつで、江戸から京都にいたる太平洋沿いの道です。53の宿駅があり、西の起点は京都の三条大橋とされています。いわゆる東海道五十三次ですね。
現在、三条大橋の西側には、旅装の2人組の銅像が建てられています。
「これ誰やねん」という方も多いようですが、この2人は弥次さん喜多さん。東海道五十三次というと十返舎一九による滑稽本「東海道中膝栗毛」が有名ですが、弥次さんと喜多さんはその主人公です。
「東海道中膝栗毛」でさまざまな騒動を起こしながら珍道中をする2人。銅像もいかにもなとぼけた顔をしています。