榴岡天満宮
観光・その他
宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105−3
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杜の都の鷽替え神事
観光・レジャー
宮城県・宮城野区榴ヶ岡
受験シーズン真っただ中です。
どんなに頑張って勉強してもやっぱり結果が出るまでは不安なものです。
そんなときに頼りになるのが天神様。菅原道実公を祀った天満宮は学問の神様ですから本番前にいちどお参りしてみてはいかがでしょう。仙台でしたら「榴岡天満宮」が駅チカでアクセスし易いですよ。
その天満宮で毎年1月に行われる「鷽替え神事」についてご紹介します。
ところで「鷽(うそ)」という鳥を知っていますか?
スズメより少し大きくて全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。オスはほおの辺りに淡紅色があります。フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴きます。
お花見の名所としても有名な仙台市の「榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)」では、毎年1月14日のどんと祭、1月25日の初天神に合わせて「鷽(うそ)替え特別祈願祭」を行っています。
「鷽替え」とは旧年中の凶事を全部嘘に替え、良い年になることを祈願する天満宮だけの特別な神事。本来はもっと複雑な神事を行うようですが、こちらでは「鷽の一刀彫」の授与のみです。
毎年300羽用意され、全て羽ばたき次第終了。その中に数羽のみ真っ赤な鷽がいて、そのレアな鷽を引き当てるとその年に最も良い事を運んでくるのだとか。(写真右側がその真っ赤な鷽さんです)
この可愛らしい鷽の一刀彫、扱う天満宮によってデザインが違うようで、収集している方も多いそうです。
一刀彫はなかなか手に入れるのが難しいですが、こちらはおみくじ。これならいつでもゲットできます。通常は緑と黄色だけですが、鷽替え神事の時のみ赤も入るのだそうです。
宮城県内で鷽替えを行っているのはこの仙台の榴岡天満宮だけです。
東北ではほかに福島と秋田にもあるそうです。