参道を通り抜けると、立派な建物が見えてきます。
まずはその手前にある「手水舎」。
結構大きな建物です。

そのすぐ左には、一見すると門のように見える「拝殿」。
ちょうど境内をあちこちを修理中だったようで、資材や道具が点在していました。

それでもわかるカラフルな建物です。
外周全てに装飾が施されています。

拝殿を通り抜けて裏から。
エメラルドグリーンって言うのかな。
実物はもっと鮮やかです。

そして脇からも。
引きで見たら屋根にも装飾が。
この拝殿は「京都府指定文化財」です。
国にも指定してもらいたいくらいですね。

本殿」は建物がよく見えなかったのですが・・・
こちらも何か凄い!
本殿の表門と同様に「重要文化財」に指定されています。

主祭神は「神功皇后」で、安産の神様として有名です。
御香宮の由来は平安時代、ここに香りのよい水が湧き出ていたことからきています。

もちろん今も湧き出ています。
建物の右側に井戸のようなものがありました。
こちらのご神水は伏見の七名水のひとつ「石井の御香水」と呼ばれています。
この水を飲むと病気がたちまち癒えたと噂が広がり人気の神社となりました。
昭和60年には環境庁により「名水百選」に認定されています。

おそらくこれがそうではないかと・・・

ただこちらでは御香水は頂けません。
本殿の左側に行くと・・・
ご自身で容器を持ってきて汲むことができます。
私もペットボトルを持参して頂きました。

あ、こちらには北門もありますが、出た先は住宅街です。
こちらから参拝される地元の方も多いですね。


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御香宮神社
住所:京都府京都市伏見区御香宮門前町174
参拝時間:9:00~16:00
参拝料:無料
その他:専用駐車場あり